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ゴーゴーバーの経営人類学―バンコク中心部におけるセックスツーリズムに関する微視的研究
ゴーゴーバーの経営人類学―バンコク中心部におけるセックスツーリズムに関する微視的研究
ゴーゴーバーの経営人類学―バンコク中心部におけるセックスツーリズムに関する微視的研究
ゴーゴーバーの経営人類学―バンコク中心部におけるセックスツーリズムに関する微視的研究
市野沢 潤平

定価: ¥ 2,730
販売価格: ¥ 2,730
人気ランキング: 53787位
おすすめ度:

発売日: 2004-01
発売元: めこん
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
むしろ文学的な観察。 本書はタイのセックスツーリズムにおける優れたガイドブックたりえる。しかしそれは単に本書がゴーゴーバーについて詳細に調査し、その成果を記録してあるからではない。それのみならず、バーガールたちの様々な生き様、客との関係を記述し、著者の操るペンが更にバーガールのこころのあやにまで届いているから、本書は優れた人間観察になっている。であるからもちろん本書はバンコクの風俗観光ガイドにもなるが、それだけの本としてこの一冊を扱うのはもったいない。もっと普遍的な、自ら身を飾り夜の享楽に耽ろうとする女の、そしてそれに群がる男たちの心理を知ろうとする人に最適な書である。風俗店経営者にとって大きな経営学的参考も得られるだろうが、それは人類学的な分厚い記述も本書は兼ね備えているからである。しかしなによりこの本は、日本語で書かれた21世紀最初の花柳文学といってよい。著者をこの本で単に風俗マニアであるかのように評するのは間違いであろう。むしろ広く人間性全般に対し興味を持っているように思える著者の、全く違った分野での活躍にも期待したい。
新しい切り口・タイフリークの、特に男性は一度読まれることをお勧めする。
客観的/論理的にタイのGoGoBarガールを分析しているところは
タイクリークの男性が経験のある状況であったり、経験するであろう
状況とおもわれるので、彼女たちの行動を彼女たちの価値観で
判断するための素地となると思われる。
著者が文化人類学の研究者であるため、難解な説明文もおおいが
学者以外の方でも読みこなせると思います。
またタイ貧困層(外国人と接する機会の多いタイ人)の人々の
行動原理を理解するうえでも非常に参考になる一冊。
その点からもタイ人やタイの国を理解したい人にも勧めたい。
超画期的な描写と分析!
ゴーゴーバーの経営というよりは、そこで働く女性とそのお客たちについての本。むちゃくちゃくわしいので、これを読めばゴーゴーバー博士になれます。ただ、作者はゴーゴーバーそのものがどうというよりも、それを題材に経済や経営人類学の話がしたかったんでしょうね。だからでしょう、すごくアカデミックに論じてあります。でも文章は丁寧で読みやすいし、経済学の引用とかは注に回すとか工夫もしてある。内容は文句なしにおもしろいです。バーガールという仕事は、すごくたくさんの要素を抱えた複雑なものなんだということ。その全貌が、経済行為という観点からうまくまとめられています。お金儲けという点において、女性たちがいかにいろんなことを考えて戦略的に立ち回っているか。でも感情とか恋愛とか、お金以外のことがいかに絡んできてしまうのか。加えて、お客となる男性側の心理と行動についても考察されています。女性のセックスワークに関して、こういう視点からの、しかもこれだけ詳細な分析って、世界中探しても他にはないと思います。分析自体も良いですが、実際の事例がたくさん出てくるのが好き。えー?って感じの話が多いです。日本人男性バカすぎ。私としてはいろんな意味でいい勉強になったし、楽しめました。バーガールたちの女としてのしたたかさと弱さがよくわかるので、むしろ女性の方が興味深く読めるかもです。